東京都の春高予選、女子のレベルが高すぎた話

全国で開催されている春高予選。

最後の枠を争う東京都予選を観戦して来た。

特に、女子は名門中学からそのまま上がってきた高校が多いこともあり

全国屈指の激戦区。

非常に注目が集まる予選である。

そして、4チーム中3チームが春高に出場でき

1チームだけ出られないという残酷な予選でもある。

女子準決勝、決勝

女子の準決勝のカードは

下北沢成徳高校 vs 八王子実践高校

文京学院大学女子高校 vs 共栄学園高校

インターハイ予選では八王子実践と文京学院が突破。

下馬評では八王子実践が抜けており、共栄学園が少し落ちるかなという印象だった。

八王子実践と下北沢成徳の試合を主に観戦。

八王子実践には紅野花歩さんや大雲舞子さんなど将来が期待されていう選手が多く在籍。

対して下北沢成徳は新1年生のセッター小林天音さんや

ジュニアオールスターに選手されていたカバ・アディアドゥさんなど

こちらも注目選手が多い。

結果はフルセットで下北沢成徳の勝利

八王子実践はフェイトや軟打をなかなか拾えずにラリーを制すことができなかった。

被ブロックも増え、第2セットは驚愕の25-10。

このレベルでは驚きの点差となってしまった。

八王子実践としては球際の弱さが露呈した結果となった。

隣のコート文京学院と共栄学園の試合もチラチラ観戦。

1セット目こそ共栄学園のペースでセットを取得したものの

2セット目以降は地力の差がじわじわ出始め

フルセットだったが2,3セット目は10点差以上開いてしまった。

やはり昨年の3年生が抜けた穴は非常に大きく(春高王者だし)、代替わりの難しさを痛感した。

来年度も主力選手が多く残る4校。

まだまだ激戦は続く…

女子の最終順位はこちら。

1位:下北沢成徳高校

2位:文京学院大学女子高校

3位:八王子実践高校

4位:共栄学園高校

男子準決勝、決勝

続いては男子。

毎年の如く、駿台学園が優勝候補筆頭ではあるが

東洋の選手は個々のポテンシャルが高くかなり侮れない存在。

インターハイ予選ではベスト8に沈んでしまった東亜学園と

新進気鋭の東海大高輪台の4チーム。

準決勝は

東洋 vs 東亜学園

駿台学園 vs 東海大高輪台というカード。

駿台と高輪だとかなり力の差がある気がしたので

東洋と東亜の試合を主に観戦。(また写真取り忘れた…)

25-23、25-22と点数上では僅差で東洋の勝利ではあったが

点差ほど拮抗した試合ではなかった気がする。(終始東洋ペースだった)

東亜の決まり手がMBの攻撃しかなく、そこを封じられるとなかなか厳しそうではあった。

昨年の春高で脚光を浴びた熊山選手だったが今年はかなり苦しんだ印象。

駿台と高輪の試合は予想通り一方的な展開。

ただ、駿台のメンバーがいつもより少ないなと思いきや

噂によると主力メンバーの何人かはインフルエンザにかかってしまっていたらしい…

それでも力が大きく落ちない駿台の層の厚さは流石。

そして決勝は駿台学園 vs 東洋。

1セット目、2セット目の終盤まで終始駿台ペースで進んでいたのに…

24-20で駿台リードの場面で、なんと5連続ブレイク!(笑)

そこからセットを取られてしまうというアクシデント。

アクシデントというよりかは慢心というべきなのか…

24-22の場面でタイムアウトを取ってもいいところをそのままスルー。

客観的に見れば、取らない理由が全く見えてこなかった。

結果的には駿台の優勝。

しかし、終わりの始まりを感じる試合だった気もする。

男子の最終順位はこちら。

1位:駿台学園高校

2位:東洋高校

3位:東亜学園高校

4位:東海大高輪台高校

順当っちゃ順当な結果かな?

東海大高輪台は来年以降も続いていきたいところ。

また来年も楽しみな東京都予選でした。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次