バレーボールって求められる能力がめちゃくちゃ多いですよね。
身体能力、身長、ジャンプ力、球技センス、反射神経などなど…
バレーボールにはどのような能力が必要なのか?
あらためて考えてみました。
今回はそれを
ハード面・・・身体能力といった”物理的な能力“
ソフト面・・・思考・判断・メンタルなどの”頭脳的な能力“
に分けて、優先順位をつけて整理してみます。
私自身、色々なスポーツを経験しましたが
バレーボールはスポーツの中でも屈指の難しさだと思います(笑)
それでは見ていきましょう。
必要な能力-ハード面
1位・・・身長
非常に残酷な話ですが
バレーボールは身長が高くないとトップを目指すのが難しいスポーツです。
全日本のセッターである関田誠大選手は例外中の例外(笑)
基本的には身長が高い(最低でも185cm以上)、
あるいは、関田選手のようにトスが天才的に上手い、
どんなボールでもあげてしまうレシーブ力があるなど、
特定の技術に傑出する必要があります。
身長は遺伝的要因が7~8割と言われていて(残りは睡眠や食事などの生活習慣)
成長期で身長が伸びず、限界を感じてプレイヤーをあきらめてしまう人も多いのが現状です。
私もそのうちの一人です(笑)
最近は、骨を伸ばして身長を高くする手術があるらしいですが
内容を見るだけでも痛々しいので、個人的にはオススメしません…
なぜバレーボールに身長が必要なのか?
理由は「到達点までの時間差」。

例えば同じ315cmに到達するとしても、
180cmの選手と200cmの選手では、単純にジャンプしなければいけない距離が違います。
そのわずかな時間差が、ブロックの完成度に直結します。
例えば、サントリーサンバーズ大阪のムセルスキー選手は身長218cmで、指高は284cm。
ほぼ立ったままブロックができます(笑)
関田選手の指高は224cmらしいですが
関田選手がムセルスキー選手の指高に届くためには
単純計算でも60cm跳ぶ必要があります^^;
恐ろしい世界ですね…

2位・・・ジャンプ力
身長が低い選手にとって、最大の武器がジャンプ力。
漫画「ハイキュー!!」の主人公である日向翔陽も
驚異的なジャンプ力で活躍してましたよね。
しかし、悲しいことにジャンプ力も先天的要素が大きい能力であると言えます。
※ジャンプ動作については、星名トレーニングスタジオさんの解説動画がとても分かりやすいです。
正しいフォームとトレーニングである程度伸びますが
それ以上跳ぶためには、アキレス腱の長さと強度が関係してきます。
棒高跳びの選手を見ていても、アキレス腱が長いですよね?
腱の長さは変えられませんが、強度は鍛えられます。
こちらも星名トレーニングスタジオさんのジャンプ力UPトレーニング動画です
ジャンプ力の限界に挑戦してみませんか?
3位・・・1歩目の瞬発力
バレーボールはサッカーやバスケットボールのように長距離を走る競技ではありません。
9×9mのコートの中で、どれだけ速く一歩目を出せるかが重要になってきます。
こちらも星名トレーニングスタジオさんの動画がとても参考になります。
この一歩目を素早く出せるか出せないかで
ブロック、レシーブ、セッターのトスアップなど様々な場面で影響してきます。
強豪校や全日本の選手を見ていると
抜重ステップまたはスプリットステップを使っています。
私は「テニスの王子様」でスプリットステップを初めて知ったのですが、
テニス選手のフットワークはとても参考になります。(あとはバトミントンとか)

テニス界のレジェンド、ノバク・ジョコビッチ。スプリットステップを用いた驚異的なフットワーク&ディフェンス力と正確無比なストロークでテニス界の一時代を担う。テニス界隈ではテニス宇宙人と呼ばれる。(人間離れした強さを誇るため)
4位・・・筋力
筋力と聞けばイメージがわきやすいですが、
バレーボールに必要な筋力は多岐にわたります。
- 筋持久力
- 最大筋力
- 体幹力
- 肩の強さ
など。
「筋力をつけすぎると身長が伸びなくなるんじゃないの?」という話もありますが
今のところ科学的なエビデンスはないそうです。

ただし、筋肉をつけすぎて身体の可動域が狭くなることもあります。
特に、我流で筋力トレーニングすることは絶対にやめましょう。
トレーニング効率が悪くなるのもありますが
正しい姿勢で取り組まないと怪我に繋がります。
最初は必ず専門家から指導してもらいましょう。
5位・・・神経系
いわゆる反射神経や運動神経と言われる神経系の強さ。
例えば、反射神経で考えると
目で見て→脳が反応→筋肉に伝達する
このスピードが有利になりやすいです。
3m以上の高さから100km近いスパイクが飛んでくるのがバレーボールです。

反射神経もトレーニングである程度鍛えられますが
必ずしも反射神経が速くないといけないわけでもありません。
データを集計すればスパイクが飛んでくるコースを予測することができます。
コースを限定して、そこに来ることが分かっていれば
どんなに速いスパイクでもなんとかレシーブできます。(もちろんレシーブ練習は必要です)
あるに越したことはないが必須ではありません。
必要な能力-ソフト面
1位・・・状況把握能力
バレーボールは常に状況が変化するスポーツです。
- 相手のブロックは何枚つきそうか(1枚?2枚?)
- 相手の守備位置はどうなっているか(クロスに寄ってる?)
- トスの質は良いか悪いか(打ち切れるトスなのか)
- 今の流れはどうか(連続失点中?サーブミスが多い?)
- 相手セッターの傾向(この場面で何を選びやすい?)
「今、何が起きているのか」を正確に理解する能力です。
場面に応じて状況を理解する視野の広さも必要になってきます。
昨今はデータバレーなどのデータ分析班がコート外にいて
状況の整理を行ってくれているチームもあります。
ただ、コート上で何が起こっているのか
コート上のチームの雰囲気はどうなのか
定性的に把握できるのは、コートにいる選手だけです。
2位・・・瞬間判断能力
瞬間判断能力とは、把握した状況の中から「成功確率の高い選択」を迷わず即決する力です。
状況把握をした後に、どうするのかを決める能力。
- どのコースにスパイクを打つのか
- どのゾーンをレシーブで守るのか
- どこをブロックで閉めるのか
- 誰にトスを上げるのか
判断が速いだけでなく
限られた選択肢の中から、最善の手を選ぶことが勝利の秘訣です。
これもまたデータバレーの登場により
この場面では、この選択の方が成功確率が高いよねという
統計的アプローチが可能になりました。
データを頭に入れた状態で、判断することも重要になってきます。
3位・・・空間認識能力
ボールは常に空中を舞っています。
ボールが今どのあたりにあって
今自分がどこに立っているのか
その距離感が把握できないと難しいスポーツです。
そして、ボールだけを見ていてもいけません。
相手のブロック・守備位置も俯瞰して見れると非常に強いです。
上手いと言われる選手の視点の動きを研究したところ
他の選手より広い範囲で色々なものを見ていたとの話でした。
4位・・・メンタリティ
バレーボールはミスが相手の1点になってしまう
プレーの正確性が求められるスポーツです。
1点のミスを引きずらない心、
マッチポイントでミスを恐れない積極性、
強靭なメンタルが求められます。
また、スポーツ選手にとって
妥協を許さず鍛錬を欠かさない鋼のようなメンタル、
スポーツマンシップの精神など
尊敬される選手になるためには
幅広いメンタリティが必要になってきます。
5位・・・戦術理解度
戦術理解度とはチームが「どう戦うか」を理解してプレーすることです。
ただボールを打つのではなく
“なぜ“そうするのか
“理由“を分かっているかどうかが大きな差になります。
S1やS2などローテーションの呼称や
コート番号など強豪高校や大学では必須の知識になってきます。

この辺はそのうちまとめたいと思います(笑)
まとめ
簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
私は、次のステップに進むための身長とジャンプ力が圧倒的に足りなかったので
自分の限界を常に感じながらプレーしていた記憶があります。
それに加え、目も悪かったのですが(視力0.1以下)
謎の意地を張ってコンタクトをつけずにプレーするという
飛車角落ち状態でやってました(笑)
レセプションの時はボールが1.5個くらいにぼやけてましたし
相手選手の顔もわからないくらいでした。
そういう意味では、自分の能力をしっかり引き出せるように
日頃から、練習以外の時間にも気を使うべきですね。
あー中学からバレーをやり直したいなーーーー









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